ショウノウ(樟脳)が引き起こす運動について
実験者 D.M

はじめに
ショウノウ(樟脳)はクスノキの油からつくった白い固体で、衣類用の防虫剤として使われている。

実験1 クスノキの葉からショウノウ(樟脳)を抽出する。

実験方法
(1)クスノキの葉20〜25gを細かく刻み、熱水で煮沸する。
(2)蒸気を冷水で冷やした試験管に集める。
 
結果
・試験管の壁に白い固体が析出した。
・白い固体を乾燥させると、樟脳(市販)の匂いがした。
・水に白い固体を浮かべた結果、水面上を動き回ったをした。
 

考察
・匂いおよび水面上の動きから白い固体が樟脳(C10H16O)であることが示唆された。

《つづく》